デビュー年:1999(平成11)年
使用列車:カシオペア
衰退する寝台特急の中でも好調を維持していた寝台特急「北斗星」だったが、使用される24系の老朽化や設備の陳腐化が目立ってきており、よりグレードの高い設備と、個室車両のニーズにも応える新車両が求められていた。そこでJR東日本は24系以来となる新型車両として、このE26系を開発。列車愛称も新たに「カシオペア」を与え、1999(平成11)年7月16日の札幌行きより営業運転を開始し、その豪華な設備は現在でも好評を博している。
客車として初めてステンレス車体を採用し、ブルートレインのイメージから大幅に変更。客室は全て個室とし、さらに便所と洗面所も個室ごとに設置している。なお、24系と同じく電源車から電源を供給する方式を採用しており、E26系オリジナル車両としてはカハフE26が製造される一方、故障に備えて24系のカニ24
510を改造したカヤ27 501が準備されている。
なお、今に至るまで1編成12両しか製造されておらず、寝台特急「北斗星」を置き換えるには至っていない。今や「北斗星」も縮小傾向にあるが、このカシオペアもいつまで見られるのか、また最後の新造客車になってしまうのか、気になるところである。