デビュー年:1929(昭和4)年
使用列車:SLニセコ号(JR北海道)、ストーブ列車(津軽鉄道)、SL急行(大井川鐵道)
国鉄の前身である鉄道省が製造した20m級鋼製客車スハ32系の改良型で、2000両以上が製造された。戦前の代表的三等客車で、ガラスの製造技術の発達により1000mmと幅の広い窓を採用した明るい車内は乗客からの評判も良かったという。戦争を挟み、戦後の1949(昭和24)年までの長期にわたり製造されたため時期によって形態が異なるほか、近代化改造や緩急車改造された車両もあるためバリエーションは多岐にわたる。
戦時中に被災した車両も多く、現在までにそのほとんどが廃車解体されてしまったが、JR北海道・津軽鉄道・大井川鐵道が保有している車両は現役で使用されている他、静態保存車も何両か存在する。