303系一般形電車


103系の置き換えは303系ではなく305系が担うことになり、303系は3本の投入にとどまった
(写真:唐津線 唐津駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ・運用区間

デビュー年:1999(平成11)年
保有会社:JR九州
運行区間:筑肥線、唐津線(唐津〜西唐津間のみ)、福岡市地下鉄空港線

●筑肥線輸送力増強のために登場

 1999(平成11)年に登場し、翌年1月より運用を開始したJR九州の通勤型電車。6両編成を組み、お得意の赤を前面と側扉に配色し、実に印象的な姿で活躍している。機器類などのベースは815系。また、弾性床の採用により床下からの騒音防止を図っている。

 103系とともに福岡市営地下鉄空港線へ直通するため、先頭車両の前面に貫通扉を持つ。投入本数は、筑肥線の下山門〜筑前前原間の複線化に伴う増発用2編成と、2002(平成14)年9月20日ダイヤ改正に併せ追加投入された1編成の、計3編成のみである。

●車内の様子


(撮影:裏辺金好)

運転室後ろの化粧板は赤く塗られている。
(撮影:裏辺金好)

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