運行区間:東北本線、仙山線、奥羽本線、磐越西線
仙台地区は、JR東日本管内において東京圏を除けば、最大の乗客数を誇る地区だが、JRが発足した当時、運用されている車両は寝台特急電車583系を改造した715系、急行形電車451,455系が大半を占めていた。しかも、扉の数が1両につき2つで、さらに狭く、乗降に大変不便であった上、老朽化も著しかった。そこで、新型電車を投入することになったのである。
この719系は、東海道本線などで使用されている
211系をベースにした車両である。両開き3扉で、室内の構造はセミクロス構造(2人掛けシートを集団見合い形に配置。ドア付近をロングシートに)。車両の前面顔も211系と同じである。ただし、2両編成が基本となっており、最大8両で運用される。
その後、山形新幹線開業にあわせ山形地区にも登場。こちらは、新幹線と同じ幅の線路(広軌・標準軌)を走るため、台車が在来線と異なり、719系5000番台として区別される。側面帯の色も仙台地区の赤・白・緑に対し、山形地区は<べにばな>・白・緑と多少異なる。
さらに2007(平成19)年には、E721系投入で余剰となった車両が磐越西線に活躍の場を移し、455系時代同様の「あかべぇ」塗装となった編成が登場している。