デビュー年:1992年(試作車)、1993年(量産車) 最高速度:130km/h
使用列車:しおかぜ・いしづち
運行区間:予讃線・瀬戸大橋線
1990年頃まで非電化路線だらけだった四国地域だったが、国鉄末期より予讃線の電化が進み、高松・岡山から松山(正確には少し先の伊予市)までが電化区間となった。そこで、当該区間を走る特急に8000系電車特急を投入した。8000系は現在、
「しおかぜ」(岡山〜松山)、
「いしづち」(高松〜松山)に限定使用され、両列車は瀬戸大橋線と高松方面の予讃線が分岐する宇多津で、分割・併結し目的地へ向かう。
さて、この車両は2000系気動車で採用された振り子式を採用し、曲線区間の多い予讃線の大幅なスピードアップに貢献している。また、試作車は最高時速160km/hを記録し、記念ロゴを付け誇らしげに快走中。もっとも、営業上は安全性の問題などから130km/hでの運転が限界であり、スピードアップはしたものの、それでも海岸線に沿って運転される予讃線では、四国山地を貫通する自動車道に負け気味で、有効な手が打てないのが現状である。
なお、2004年10月より外観と内装をガラリと印象を変えた車両が登場し、全車に施工。外観では塗装変更が主で(側面の色がオレンジ色だと指定席、濃い青色だと自由席)、内装ではパソコンテーブル設置、改良された腰掛けへ取り替え、木材・木目地の採用、室内に曲線の採用、禁煙部分の拡大及び喫煙ルームの設置等が行われている。