アケチ1形・アケチ6形


2019(平成31)年3月現在も留置されているアケチ6。
(写真:明知線 明智駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1985(昭和60)年
元・運行区間:明知線

●開業時から活躍した車両

 アケチ1形、アケチ6形共に同型の車体を持つ富士重工業のLE-Carシリーズ(レールバス)。開業時に登場したアケチ1形は、車内はロングシートを基本とし、中央部のみ4組のクロスシートを持つセミクロスシートで(アケチ4は1992年にロングシート化)、軽量化を追求したため非冷房の車両となった。

 1999(平成11)年までに全廃されたが、一部は沿線の駅にて倉庫等として活用。中でもアケチ1号は、2016(平成28)年7月15日に山岡駅かんてんかんの森の列車カフェとしてオープンしている。

 一方、アケチ6形は1989(平成元)年に1両が製造された車両で、エンジン出力が強化されたほか、車内はオールロングシートとなり、冷房装置が搭載された。こちらは予備車的存在ながらも長らく活躍を続け、2017(平成29)年3月31日に引退した。

●ギャラリー


運用当時のアケチ6形。
(写真:明知線 明智駅/撮影:裏辺金好)

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