銚子電気鉄道デハ300形


(写真:仲ノ町駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1930(昭和5)年 /銚子電気鉄道デビュー年:1951(昭和26)年
元運行区間:銚子電気鉄道線

●貴重な買収国電の生き残りだったが・・・

 新潟鐵工所(現、新潟トランシス)製の、元鶴見臨海鉄道のモハ115で、同鉄道の国有化に伴い日本国有鉄道モハ115となった。銚子電鉄に移籍後、トロリーポール、ピューゲルと集電装置が変更されたが、1990(平成2)年に銚子電鉄が内野屋工務店傘下となると、パンタグラフに戻った。

 それから間もなく予備車、さらに事業用車両と活躍の場は狭まってしまい、伊予鉄道800系(京王2010系)の導入に伴う車庫スペースの確保のため、2009(平成21)年10月に解体されてしまった。

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