叡山電鉄700系


724号と732号は、川をイメージした青帯の塗装。
(写真:叡山本線 八瀬比叡山口駅/撮影:ネオン)

●基本データ

デビュー年:1987(昭和57)年
運行区間:叡山本線、鞍馬線

●大きな前面窓が特徴

 叡山電鉄初の冷房装置搭載・ワンマン運転対応の車両で、デオ710形は自社のデナ21形の足回りを、デオ720形は自社のデオ200形の足回りを、デオ730形は京阪1800系(2代目)の足回りを流用して新造車体と組み合わせたもの。そのため、当初はデオ710形、デオ720形は吊り掛け駆動方式であったが、現在は更新されて新性能化されている。

 2005(平成17)年から2011(平成23)年にかけて塗装変更が行われ、クリーム色の車体をベースに山をイメージした緑帯、もみじをイメージした赤帯、川をイメージした青帯、新緑をイメージした黄緑帯の車両が2両ずつ登場。

 2015(平成27)年には731号が開業時に使用されたデナ1形を模して深緑色に塗装変更され、「ノスタルジック731」として運転されている。

 また、2018(平成30)年3月21日からは732号が観光用車両「ひえい」として改装されて運転を開始。前面は楕円形のリングを上下にかけて設置し、側面窓を楕円にするという大胆なデザインに改装され、「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」を表現。

 車内は叡山電鉄初のLEDダウンライトを採用し、座席は側柱を利用したヘッドレスト付きのロングシート(バケットタイプ)に改装されている。

 「ひえい」は、火曜日を除き叡山本線の出町柳〜八瀬比叡山口間で毎日運転。特別料金は不要。

●観光用車両「ひえい」



前面の楕円形リングが強烈なインパクトを与える「ひえい」。
(写真1枚目:叡山本線 宝ヶ池駅/撮影:ネオン)
(写真2枚目:叡山本線 八瀬比叡山口駅/撮影:ネオン)

「ひえい」の車内
(撮影:ネオン)

723号は新緑をイメージした黄緑帯の塗装。後に「ひえい」に改造された732号も同様だった。
(写真:叡山本線 一乗寺駅/撮影:裏辺金好)

アイボリーとマルーンの旧塗装。
(写真:叡山本線 出町柳駅/撮影:裏辺金好)

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