遠州鉄道(静岡県浜松市)
     Enshu Railway Company
 1943(昭和18)年11月、遠州電気鉄道株式会社、浜松自動車株式会社など6社が合併して発足。通称「えんてつ」は、西鹿島線17.8kmの単線鉄道。車両が赤いことから通称“あかでん”と呼ばれて親しまれ、主として通勤、通学者の足として年間約1000万人が利用。地方鉄道にしては珍しく12分間隔という高頻度の運転が特徴。この他、バスなども盛んに運転し、様々なグループ企業を持つ。

●30系
 1958(昭和33)年〜1980(昭和55)年にかけて製造。 いわゆる湘南型とよばれる、 昭和30年代では一般的なタイプの顔つき。(湘南型=国鉄の東海道本線を走った80系電車に準ずる顔のこと。)
 現在、朝ラッシュ時に使用される他は、新浜松駅などに留置されることが多い。
(写真:新浜松駅/撮影:裏辺金好)
●30系(モハ51−クハ61)
 1980(昭和55)年登場。
 30系の最終バージョンで、それまでの製造車両とデザインをやや変更し、前面は連続2枚窓となった他、前照灯が窓下に移り、標識灯とセットになった。このほか、主電動機のパワーアップがされ、駆動方式がそれまでの釣り掛け駆動からカルダン駆動となった。
(写真:西ヶ崎駅/撮影:そよかぜ様)

●1000系
 1983(昭和58)年登場。
 会社40周年を記念して製造された車両で、従来の電車のイメージを一新。今見ても新型車両と見間違えるような顔つきである。 性能的には、制動方式を除いてモハ51−クハ61に準ずる。なお、写真の車両は浜名湖花博のPRステッカーが貼られている。
(写真:新浜松駅/撮影:裏辺金好)
●2000系
 1999(平成11)年登場。
 基本デザインは1000系と殆ど変わらないが、VVVFインバーター制御を搭載した。なお、写真は2005年3月に導入された最新の車両。”新”浜松市(周辺12市町村が合併)誕生ステッカーが前面に貼られている。
(写真:西鹿島駅/撮影:そよかぜ様)