福井鉄道600形/610形


2010年12月から福鉄急行色に塗り替えられた600形(602号)。
(写真:北府駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1971(昭和46)年/福井鉄道デビュー年:1997(平成9)年
運行区間:福武線
元、運行区間:名古屋市交通局名城線

●残存はするが、中途半端な存在となった600形

 600形は、名古屋市交通局(地下鉄)名城線1100形をベースに改造された車両で、2両が存在し、基本的に単行で運用される。架線集電式に改造され、福井鉄道140形、160形のワンマン機器、ATS、排障機、豊橋鉄道1900形の冷房装置やパンタグラフを流用したほか、3扉だった側扉は、中間扉を埋めて2扉となった。車内はロングシート。

 福井鉄道路面電車化後も残存しているが、ラッシュ時の輸送力増強用としては200形が主に使われているため、出番はほとんど無い。602は蓄電池車の試験車両となったこともある。

 一方、610形は600形の2両編成バージョン。600形では輸送力が不足していたため、両運転台化をやめて2両編成へと計画変更されたもので、1999年に登場した。こちらは朝ラッシュ時などの通勤輸送に従事している。

●610形


2両編成で活躍する610形。2007年からは300形と同様の塗装に変更された。
(写真:越前武生駅/撮影:裏辺金好)

●カラーバリエーション


600形初代塗装。この塗装は一般公募で選ばれたもので、現在は601号のみに塗られている。
(写真撮影:裏辺金好)

旧塗装時代の610形。
(撮影:雑学の博物館 禁転載)

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