箱根登山鉄道モハ1000形


(写真:大平台〜上大平台信号場/撮影:もこてん)

●基本データ

デビュー年:1981(昭和56)年
運用区間:鉄道線(箱根湯本〜強羅)
元運用区間:鉄道線(小田原〜箱根湯本) ※回送で入生田〜箱根湯本間は現在も入線

●約半世紀ぶりに箱根登山鉄道の車両を一新した「ベルニナ号」

 箱根登山鉄道としては46年ぶりの新車となった形式。箱根登山鉄道と姉妹関係を結ぶ、スイスのレーティシェ鉄道の路線名に因み、「ベルニナ号」の愛称を持つ。現在先頭車のみ4両が在籍し、元々は非冷房車で登場したが、2004(平成16)年に床置き式の冷房改造を受け、現在は冷房電源確保のために2000系中間車を組み込んだ3両編成2本で運用されている。

 なお、製造当初は連結面に扉は無かったが、冷房改造時に非常口として貫通路が設けられた。

●カラーバリエーション


登場時の塗装で、当時の小田急ロマンスカー7000形などにあわせた配色。2008年、箱根登山鉄道の創立120周年を記念し1編成がリバイバルされている。
(写真:宮ノ下駅/撮影:裏辺金好)

小田急ロマンスカーHiseに準じた2代目の塗装。
(撮影:里川街道)

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