阪堺電気軌道



●解説

 阪堺電気軌道は、上町線(天王寺駅前〜住吉/4.4km)と、阪堺線(恵美須町〜浜寺駅前/14.1km)の2路線から成る路面電車。

 上町線は1900(明治33)年開業の大阪馬車鉄道が前身で、1907(明治40)年3月に大阪電車鉄道、10月に浪速電車軌道に社名変更。1909(明治42)年12月に南海鉄道(現・南海電鉄)に吸収合併された。

 一方、阪堺線は路線の名称通り、阪堺電気軌道が1911(明治44)年に恵美須町〜大小路を開業させたのがスタートで、南海鉄道と競争を始めたが、1915(大正4)年に南海鉄道と合併し、さらに戦時統合で南海鉄道は関西急行鉄道と共に近畿日本鉄道になった。

 戦後、近畿日本鉄道が分離されると、両線は平野線・今池〜阿倍野〜平野と共に南海電鉄大阪軌道線に。1980(昭和55)年11月28日に平野線が廃止、そして同年12月1日に上町線、阪堺線は南海電鉄100%出資の子会社である阪堺電気軌道として分社化されて、今に至る。

 2009(平成21)年からは運行体系が一新され、上町線の天王寺駅前と阪堺線の浜寺駅前間の直通運転が主要な運行ルートとなり、運転本数が激減した住吉〜住吉公園間(0.2km)は、2016(平成28)年1月31日で廃止されている。

●車両一覧



▲121形(引退)
▲161形
▲251形(引退)


▲351形 ▲601形
▲701形
   
▲1001形    

 

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