デビュー年: 1959(昭和34)年
| ●細く絞られた前面はヨーロッパの特徴、旧ドルトムント市電 |
旧西ドイツのドルトムント市のドルトムント都市事業(株)で活躍していた、デュワグ社製のGT−8形3両編成の連接車を広電が1981(昭和56)年に2編成を購入し、翌年から宮島線で営業運転に投入したもの。当時は外国の路面電車が走ると大きな話題になったが、扱いが日本車と異なり乗務員から不評を買い、車庫で休むことが増えた。それでも、市内線の輸送力増強に伴い、主に宇品線で1994(平成6年)4月〜1998(平成10)年3月に活躍。その後は76号が貸切用電車としてイベント時に活躍している。
2007(平成19)年に車内が整備されたほか、運転台を広島電鉄仕様に変更された。出番が意外に少なかった同車だが、これからの積極的な活躍に期待したい。ちなみに、外観がドイツ時代の塗装と広告であるのはもちろん、車内の広告もドイツ時代のまま。辞書を持って乗ってみるのも面白いかもしれない。
一方、77号は宇品線での運用終了後、台車に亀裂が見つかったらしく、76号の部品確保用に転用され、しばらくは外観をとどめていたが、5100形の登場に伴い荒手車庫での車両スペース確保が必要となり、解体された。
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