井原鉄道IRT355形


IRT355形0番台。
(写真:伯備線 清音〜総社/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1999(平成11)年
運行区間:井原線

●高規格の路盤を行く、俊足気動車

 1999(平成11)年の開業と共に用意された車両で、開業当初は0番台10両、イベント用の100番台2両の陣容であった。その後2005(平成17)年に200番台「夢やすらぎ号」が1両増備され、現在に至る。JR西日本のキハ120形に似ているが、ライトの位置など細部の作りが異なっている。

 0番台と100番台の外見に差異はないが、0番台はロングシートとボックスシート、100番台は転換クロスシートとなっている。

●バリエーション


IRT355形100番台。
(写真:本社車両基地/撮影:リン)

IRT355形200番台(IRT355ー201)「夢やすらぎ号」。車内など詳細はこちらのページにて紹介
(写真:井原線 早雲の里荏原駅/撮影:リン)

2022(令和4)年2月に登場したスタートレイン。IRT355−04を星空をテーマにフルラッピングしたもので、津山市在住の現代美術家・太田三郎さんがデザインを監修。岡山県域の星空に12星座と地域の観光素材を溶け込ませたデザイン。
(写真:井原線 吉備真備駅/撮影:リン)

岡山県のマスコットや沿線の風景が描かれていたIRT355−06。2021(令和3)年1月22日からは「カラフル備中」ラッピングとなっている。
(写真:伯備線 総社〜清音/撮影:裏辺金好)

2021(令和3)年3月21日に運転を開始したIRT355-09「アート列車」。井原鉄道と大原美術館(倉敷市)がクラウドファンディングで実現したもので、額縁を思わせる金一色の車体に、津山市在住の現代美術家・太田三郎氏により切手風にアレンジされた大原美術館の名画でラッピングされている。
(写真:井原線 早雲の里荏原駅/撮影:リン)

●車内


井原鉄道IRT355形0番台車内
(撮影:リン)

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