ひたちなか海浜鉄道キハ22形


旧国鉄標準色に塗られたキハ222。
(写真:湊線 那珂湊駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1960(昭和35)年/ひたちなか海浜鉄道デビュー年:1970(昭和45)年
運行区間:湊線

●北海道から茨城へ移籍し活躍した国鉄キハ22形同型車

 ひたちなか海浜鉄道のキハ22形は国鉄キハ22形の同型車で、元々は羽幌炭鉱鉄道が導入したものが、同鉄道の廃止に伴い移籍してきたものである。キハ221(1960年製)、キハ222(1962年製)、キハ223(1966年製)の3両が富士重工業で製造され、運転台窓に取り付けられた雪よけの旋回窓が特徴である。

 キハ221は1998(平成10)年、キハ223は2009(平成21)年7月に廃車され、キハ222は2015(平成27)年に営業運転を終了している。2021(令和3)年6月19日に、阿字ヶ浦駅に「ひたちなか開運鐵道神社」が建立。キハ222がご神体として静態保存されている。

●カラーバリエーション



阿字ヶ浦駅でご神体となったキハ222。
(写真:湊線 阿字ヶ浦駅/撮影:リン)

埼玉県さいたま市の「ほしあい眼科」への譲渡を前に、羽幌炭鉱鉄道色に塗られたキハ223。
(写真:湊線 阿字ヶ浦駅/撮影:裏辺金好)

茨城交通標準色に塗られていた頃のキハ223。
(写真:湊線 那珂湊駅/撮影:リン)

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