一畑電車5000系


5009編成旧塗装。系列名は2100系から新形式へ変えたものの、車両番号の末尾は追番。
(写真:北松江線 津ノ森駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1998(平成10)年
<京王電鉄の車両としては1963(昭和38)年>
運行区間:北松江線、大社線

●一畑電車の特別車両

 2100系と同じく京王帝都電鉄(現、京王電鉄)5000系からの改造で、2両編成×2本が導入。こちらは2100系より3〜4年遅れて1998(平成10)年に登場したもの。一部の2100系と同じく、中央扉をふさいで2扉としたほか、観光対応車両として前面の非貫通化、回転・転換クロスシート(一部ロングシート)への改造が行われた。また、専用塗装が施されている。

 2014(平成26)年には島根県産の木材の需要拡大を目的とした島根県の補助金によって、5009編成が座席のボックスシート化に併せ、各座席を杉のパーテーションで区切るスタイルとなった。前面には「しまねの木」ヘッドマークが取り付けられている。

●カラーバリエーション


2021(令和3)年に5009編成はデハニ50形風塗装に変更されている。
(写真:北松江線 高ノ宮〜松江フォーゲルパーク/撮影:リン)

●ギャラリー


休日運転の急行「出雲大社号」運用に就く5010編成。
(写真:北松江線 高ノ宮〜松江フォーゲルパーク/撮影:リン)

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