いすみ鉄道



●解説

 旧国鉄の木原線を転換して開業した第三セクター鉄道で、1987(昭和62)年7月に会社を設立し、翌年3月に国鉄木原線を引き継ぎ運行を開始した。ちなみに、木原線は現在の久留里線と接続して木更津に至る計画があったため、木更津の木と大原の原から取ってつけられた路線名。一方、「いすみ」とは漢字で書くと夷隅となり、沿線の夷隅町(現、いすみ市)から採った名前である。
 なお、2009年に鳥塚 亮氏が社長に就任すると、積極的な魅力向上へ取り組みを開始。一時は存続の危機もあり、現在でも予断を許さないものの、いすみ鉄道を中心に沿線とタイアップした様々なイベントの創出や、JR西日本からキハ52形、キハ58系(キハ28形)という国鉄時代の名ディーゼルカーを導入し、観光の目玉とするなど、様々な価値創造に取り組んでいる。また、訓練費自己負担で運転士養成を募集し、実際に採用に至った例は大きな注目を集めた。

 

●車両一覧

▲キハ20形 ▲キハ28形
▲キハ30形 ▲キハ52形
▲いすみ200'形 ▲いすみ300形
 
▲いすみ350形  

 

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