上信電鉄6000形


6000形にとって4代目の塗装である、現在の日野自動車塗装。
(写真:上信線 上州福島駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1981(昭和56)年
運行区間:上信線

●日野自動車が製造??

 新潟鐵工所(現、新潟トランシス)製造の上信電鉄オリジナル車両。2両編成(クモハ6001+クモハ6002)が製造され、1000系をさらに洗練したデザインとなった。また、上信電鉄初の冷房搭載車両であり、車内は登場時は千鳥配置のクロスシートであったが、2005(平成17)年にロングシートに改造された。

 現行塗装は群馬日野自動車の広告車両であるが、このうち先代の塗装は1996(平成8)年にダカール・ラリーでクラス優勝した日野・レンジャーのカラーリングを採用したもの。さらにHINOの切り抜き文字と社紋を取り付けており、あたかも日野自動車が電車を製造したかの雰囲気もある。

 2016(平成28)年10月に塗装変更され、白をベースとした車体に上部と下部に赤色のライン、そして車両各所に日野自動車の小型トラックのPRキャラクター「コトラちゃん」が描かれている。

 なお、登場時はベージュ地にブルーとオレンジの2本のストライプ塗装で、次いでオレンジとブラウンのストライプの塗装だった。

●カラーバリエーション


約20年間親しまれた、3代目塗装。
(写真:上信線 高崎〜南高崎/撮影:裏辺金好)

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