関東鉄道キハ2000形・キハ2100形


常総線で活躍するキハ2100形。
(写真:常総線 守谷駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1994(平成6)年(キハ2100形)
運行区間:常総線(キハ2100形)、竜ヶ崎線(キハ2000形)

●関東鉄道のイメージを一新した新世代の車両

 先に登場したのがキハ2100形で、1994(平成6)年に登場。関東鉄道オリジナルの新造車両で、塗装も従来の雰囲気から大きく変更され、主に常総線の取手〜水海道で活躍し、片運転台どうしの2両で1編成を組み、当初は最大4両で運用されていたが、2005(平成17)年12月ダイヤ改正からは2両での運用に統一された。

 側扉は3扉で車内はロングシートという、通勤輸送を意識した気動車で、冷房装置はもちろんのこと、バリアフリー対応の先駆けとして車椅子のスペースを設置するなど、時代のニーズに合わせた車内構成。以後の関東鉄道の新造車両は、この車両の設備、デザインをベースにしている。。

 また、キハ2000形は1997(平成9)年登場。常総線で運用されるキハ2100形をベースにした両運転台の車両で、ワンマン運転を行うため、これに対応した機器を設置している。

 2014(平成26)年3月17日からは2002号に対し、龍ヶ崎市制施行60周年を記念して、同市との協力により、龍ヶ崎市公式マスコットキャラクターのフルラッピングした「まいりゅう号」として運転されている。

▼キハ2000形


キハ5000形にイメージを合わせた新塗装。
(写真:常総線 大田郷駅/撮影:裏辺金好)

竜ヶ崎線で活躍するキハ2000形。
(写真:竜ヶ崎線 佐貫〜入地/撮影:裏辺金好)

竜ヶ崎線で活躍するキハ2000形。2002号は龍ヶ崎市のマスコットキャラクター「まいりゅう」のフルラッピング車両となっている。なお、2017(平成29)年からは2代目「まいりゅう号」が運転中。
(写真:竜ヶ崎線 佐貫〜入地/撮影:裏辺金好)

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