京急電鉄600形(2代)


現在もゆかりの場所で姿を見ることが出来る600形。ちなみに、当初は700形として登場。
(写真:逗子市第一運動公園/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1956(昭和31)年
主な元運行区間:京急本線、逗子線など

●京急電鉄電鉄初の高性能電車

 京急初のカルダン駆動・常用電気制動・全電動車方式の高性能電車で、設計最高速度は120km/h。車内は2扉セミクロスシートで、2両固定編成×20本の40両が製造された(1966〜69年にかけて先頭車の中間車化により4両編成に改造)。

 2000形の登場によって1986(昭和61)年に引退。
 デハ601が神奈川県逗子市池子一丁目の第一運動公園に静態保存されているほか、高松琴平電気鉄道に6両が譲渡。先頭車の貫通化、車内のロングシート化など大規模な改造を受け、現在も1070形として現役で活躍中である。

●高松琴平電鉄譲渡車両


先頭部は原形をとどめていないが、側面に京急時代の名残をとどめる。
(写真:琴平線 仏生山駅/撮影:裏辺金好)

塗装変更された1070形。
(写真:仏生山工場/撮影:リン)

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