京急電鉄2000形


(写真:京急本線 立会川駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1982(昭和57)年
主な元運行区間:京急本線、久里浜線、逗子線など

●元は特急車両として誕生

 元々は快特運用をメインとした車両で、設計上の最高速度は130km/h。製造当初の室内は片側2扉のオールクロスシートだった。
 8両編成×4本、4両編成×4本の計72両が製造。後継車両の2100形誕生に伴い、1998(平成10)年から2000(平成12)年にかけて3扉ロングシートに格下げ改造。この際に塗装は窓下に白帯に変更された。
 その後はラッシュ時の特急・快特と、エアポート急行(羽田空港〜新逗子間)を中心に運用。2013(平成25)年には2011編成が登場時の塗装に復刻された。
 しかしながら老朽化に伴い、新1000形によって置き換えが進められ、2018(平成30)年3月25日に2011編成を用いて運転された団体臨時列車「ありがとう2000形」を最後に、運用を終了した。
 

●カラーバリエーション


登場時の2000形。
(写真:京急本線 金沢文庫駅/撮影:daikiti)

2013年に塗装のみ登場時の姿に復刻された2011編成。
(写真:京急本線 金沢文庫駅/撮影:裏辺金好)

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