京王電鉄7000系


ステンレス車体で登場した7000系。登場時は5000系などと同じ帯色だった。
(写真:京王線 桜上水駅/撮影:デューク)

●基本データ

デビュー年:1984(昭和57)年
運行区間:京王電鉄京王線、高尾線、相模原線など

●京王線系統、初のステンレス車両

 外観は基本的には6000系のスタイルを継承しているが、ステンレス車体、車両前面窓が左右対称となった。前面は一部強化プラスチック(FRP)を使用し、同部分については、初期タイプはステンレスの色に合わせグレーに塗られていたが、87年以降製造の車両は、前面にアイボリー塗装と赤帯を追加し、外板もスッキリした形状へ変更されている。

 1986(昭和61)年製造車までは、側面窓の上下にコルゲートのある車体だったが、それ以降の車両はビードプレス車体となっている。

 2002(平成14)年ごろに塗装変更され、全車両が前面、側面共に8000系と同様の帯色となっている。併せて、2012(平成24)年にかけて順次リニューアル工事を実施。主制御装置をIGBT素子のVVVFインバータ制御に変更しているほか、車内へLED車内案内表示器またはLCD車内案内表示器の設置などを行っている。

●7000系バリエーション一覧


京王7000系旧塗装。
(撮影:佐都青木)

2011(平成23)年3月28日から7801編成を用いて運転されている「TamazooTrain」。
(写真:動物園線 高幡不動駅/撮影:裏辺金好)

2018(平成30)年3月から「TamazooTrain」は、子供向け遊戯施設「HUGHUG(ハグハグ)」・京王れーるランド・多摩動物公園PRラッピング車として運転されている。
(写真:動物園線 高幡不動〜多摩動物公園/撮影:与太郎)

●車内の様子


リニューアル工事後の座席。
(撮影:裏辺金好)

リニューアル工事後の優先席。
(撮影:裏辺金好)

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