京成電鉄3100形


従来の京成カラーから一新されたオレンジのカラーが特徴
(写真:京急本線 品川〜北品川/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2019(令和元)年
運行区間:京成本線、押上線、成田スカイアクセス線、都営浅草線、京急本線、空港線、北総鉄道

●3000形からモデルチェンジ!成田スカイアクセス線用車両

 3050形に代わって成田スカイアクセス線向けに京成電鉄が投入した8両編成の車両で、コンセプトは「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」。

 長らく増備された3000形(3050形含む)から前面形状や内装をフルモデルチェンジ。塗装は、成田スカイアクセスの案内カラーであるオレンジを基調に配色の上、飛行機と沿線各所のイメージイラスト(成田山新勝寺、浅草雷門とスカイツリー、千葉県側からの富士山遠景)をアクセント。また、種別・行先表示を大型化している。

 車内については、座席を通常よりも背もたれが高いハイバック仕様としたほか、一部を折り畳み式とし、スーツケース置き場として使用可能(1両に4箇所。ただし先頭車は3箇所)。防犯カメラ、17インチLCD(液晶)車内案内表示器(各乗降扉上に2画面ずつ)の設置、プラズマクラスターイオン発生装置の導入、中間車へ車いすやベビーカー向けのフリースペースを設置している。

 2019(令和元)年10月26日から運転を開始し、順次増備されていく予定。なお、同時期に投入される新京成電鉄の80000形も、おおむね同一の仕様となっている。

●車内の様子


一般の座席は帯色と同じオレンジ色で、優先席は青色。
(撮影:与太郎)

ロングシートの中央に設けられた荷物スペース。
(撮影:与太郎)

荷物スペースにはランプがあり、消灯中は座席使用が可能。
(撮影:与太郎)

貫通扉は全面ガラスで、飛行機と京成パンダが描かれている。
(撮影:与太郎)

●ギャラリー


(写真:京急本線 品川〜北品川/撮影:裏辺金好)

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