京成電鉄3600形


京成線内の運用が中心となる3600形。
(写真:京成本線 青砥駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1982(昭和57)年
運行区間:京成本線、押上線、千葉線、千原線、都営浅草線、芝山鉄道
元運行区間:金町線

●3500形をベースに省エネ化

 3500形未更新車をベースとしながらも、抵抗制御からAE形で実績のある界磁チョッパ制御を採用し省エネ化を図っている。また3600形で1編成のみ存在する6両編成は全ての車両が先頭車で構成されており、制御方式もVVVFインバータ制御となっている。

 このため通常の3600形は先頭車両がモーター無しのため京急線への乗り入れは不可能だが、6両編成の3668編成は先頭車がモーター付のため乗り入れが可能な仕様となっている。

 また、2013(平成25)年3月31日までは、3618編成が車体の帯色のブルーの部分をエメラルドグリーンに変更された上で芝山鉄道へリースされているが、8両では昼間の芝山鉄道線では輸送力過剰のため、朝夕を除き通常の3600形同様、京成本線の特急などの運用についていた。現在、リース車両は3500形4連に変更。

●カラーバリエーション


2020(令和2)年8月に登場したリバイバルカラー。3688編成が登場時のファイヤーオレンジの帯に変更された。
(写真:京成本線 実籾〜八千代台/撮影:秩父路号)


3618編成がリースされていた。帯色のブルーの部分をエメラルドグリーンに変更されている。
(写真:京成本線 京成津田沼駅/撮影:裏辺金好)

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