近畿日本鉄道2400系/2410系/2430系など


他形式と連結しながら様々な運用に就く2430系。
(写真:大阪線 河内山本駅/撮影:リン)

●基本データ・運用区間

デビュー年:1966(昭和41)年
主な運転区間:大阪線、名古屋線など

●大阪線初の1M方式の高性能車

 2400系は大阪線初の1M方式の高性能車で、2両編成×6本=12両が登場。

 さらに1968(昭和43)年に派生型として、2410系が登場。こちらはラインデリアを装備し、屋根の高さが2400系より120mm低くなった。さらに、1971(昭和46)年に2430系が登場。これは、河内国分以東まで運転されている準急に使用するため、2410系の3両編成版として誕生したものである。後に編成組み換えによって、2両編成や4両編成も誕生している。

 なお、2006(平成18)年から翌年にかけて2430系のワンマン運転対応改造車が3両編成×2本登場。こちらは2444系と称している。また、2006(平成18)年にはこのほか、2411Fを改造した電気検測車モワ24系「はかるくん」が誕生している。一方、2400系は2003(平成15)年までに全車が引退している。

●2410系


(写真:大阪線 長瀬駅/撮影:リン)

「伊勢志摩お魚図鑑」となったモ2423。これは従来の鮮魚列車専用車2680系に代わるもので、イセエビ、鯛、イワシ、マンボウなど43種類の魚が描かれている。
(写真:大阪線 恩智駅/撮影:リン)

●2444系


ワンマン対応の2444系。
(写真:名古屋線 近鉄富田駅/撮影:裏辺金好)

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