高松琴平電鉄30形


(写真:志度線 房前駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1930(昭和5)年
ことでんデビュー年:1977(昭和52)年
元・運行区間:志度線、長尾線

●かつての大所帯も、最後の2両がついに引退

 京浜急行230形として1930(昭和5)年に登場。長尾線の昇圧に伴って7編成14両が1977年から4年かけて入線した。1994(平成6)年の瓦町駅工事に伴う志度線の分断時には長尾線用に3編成、志度線用に4編成が振り分けられた。

 1998(平成10)年以降、冷房化のために600形、700形が投入されたのに伴い、志度線所属の27・28号を除く車両が順次廃車となった。その27・28号(1932年製造)の編成は、他の旧型車両がアイボリーと茶色の2色塗装に変更されている中で志度線のラインカラーであるピンクを下半分にまとって活躍を続けていたが、2007(平成19)年7月に引退し、30形は形式消滅となった。

●車内の様子


(撮影:リン)

(撮影:リン)

(撮影:リン)

●引退時の姿


(写真:今橋工場/撮影:リン)

(写真:今橋工場/撮影:リン)

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