くま川鉄道KT-100形、KT-200形


(写真:湯前線 川村〜肥後西村/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1986(昭和61)年
元運行路線:湯前線

●くま川鉄道開業時の主力車両

 新潟鉄工所(現、新潟トランシス)製の軽快気動車で、KT−100形(セミクロスシート)4両、KT−200形(ロングシート・トイレ付き)3両が誕生。最高速度は65km/hである。
 
 2009(平成21)年に水戸岡鋭治氏のデザインにより、KT−203が「KUMA1」、KT−103が「KUMA2」として大幅にリニューアル。外観は深緑色に各種のロゴを配し、車内は木目調のデザインに、壁面などに沿線地域の動植物のアクリル封入標本やグラフィックボードを設置している。

 後継車両のKT−500形登場に伴い廃車が進められ、KUMA1、KUMA2改造車以外は全車が2014(平成26)年12月28日に定期運用を離脱した。

 さらに2016(平成28)年6月26日に、KUMA1、KUMA2改造車も定期運用を離脱し、開業当初から活躍した車両は全て姿を消した。

●カラーバリエーション



KT−101、KT−104は沿線の風景を描いている。
(写真1枚目:湯前線 人吉温泉駅/撮影:裏辺金好)
(写真2枚目:湯前線 おかどめ幸福〜あさぎり/撮影:リン)

KT−203は「KUMA1」としてリニューアル。
(写真:湯前線 人吉温泉駅/撮影:裏辺金好)

KT−103は「KUMA2」としてリニューアル。
(写真:湯前線 人吉温泉駅/撮影:裏辺金好)

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