熊本電鉄01形


第三軌条方式の東京メトロ銀座線の電車がパンタグラフを装着して再登場!
(写真:菊池線 北熊本駅/撮影:kajibooh)

●基本データ

デビュー年:1992(平成4)年
熊本電鉄デビュー年:2015(平成27)年
運用区間:菊池線、藤崎線

●塗装はそのままに、銀座線01系が大変身!

 2015(平成27)年3月16日から営業運転を開始した車両で、東京メトロから熊本電鉄に譲渡されたもの。青ガエルとして親しまれた5000系の置き換えを目的に導入され、最終的に2連×2本が譲渡される見込み。

 最初に営業運転を開始したのは、01系4次車(1992年製)である第36編成(01-136+01-636)の両端先頭車で、系列名や塗装は変わっていないものの、01-136の屋根上へシングルアーム式のパンタグラフ2基設置したほか、VVVFインバータ制御装置の採用、川崎重工製の新型台車「efWING」の装備など、大掛かりな改造が行われている。また、東京メトロのロゴマークが貼られていた部分には、同様のデザインで熊本電鉄のロゴに差し替えられている。

 続いて同じく4次車の第35編成(01-135+01-635)の両端先頭車が譲渡され、運転を開始している。

●ギャラリー


最初に導入された36編成は、当初は銀座線当時の姿で活躍していた。
(写真:菊池線 池田駅/撮影:kajibooh)

2016年6月から、36編成に銀座線塗装をベースに「くまモン」ラッピングが施されている。なお、本家の東京メトロでも2017(平成29)年1月1日から第30編成に対して「くまモン」ラッピングが施されていた。
(写真:藤崎線 藤崎宮前〜黒髪町/撮影:裏辺金好)

2017年10月から、第35編成も「くまモン」ラッピングとなって活躍。こちらは東京メトロ銀座線1000系風のカラーリングをベースにしている。
(写真:北熊本駅/撮影:リン)

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