名古屋鉄道5500系


(写真:名古屋本線 東枇杷島駅/撮影:JS3VXWの鉄道管理局 禁転載)

●基本データ

デビュー年:1959(昭和34)年

●日本初の大衆冷房車両

 5500系は1959(昭和34)年に登場した、通勤に用いられる量産車両としては日本初の冷房搭載車両。
 豊橋〜新岐阜(現・名鉄岐阜)の特急運用に従事し、4両編成と2編成が存在した。その後、7000系特急電車が登場すると支線区の特急へと運転の場を移したが、大規模な更新がされないまま21世紀を迎え、2003(平成15)年より2両編成×3本が、名古屋鉄道の歴史を物語る歴代カラーに復元されて最後の運用に就き、2005(平成17)年に全車が引退した。
 現在、5517号の先頭部分がカットされて舞木検車場に保管されている。

●カラーバリエーション


引退を前に、登場当時の塗装に復元された車両。
(撮影:ビュー踊り子様 禁転載)

1970年ごろのSR車(高性能車)標準塗装の、スカーレットに白帯。
(撮影:ビュー踊り子様 禁転載)

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