デビュー年:1965(昭和40)年
元運行区間:名古屋鉄道線、会津鉄道会津線、JR只見線、JR磐越西線、東武鬼怒川線、野岩鉄道会津鬼怒川線
名古屋鉄道が新名古屋駅(現、名鉄名古屋駅)から犬山線を経由し、非電化区間の国鉄(JR)高山本線に乗り入れて運行する特急「北アルプス」用のキハ8000系が老朽化していることから、これを置き換えるために先に登場したJR東海のキハ85系に性能を合わせて製造した車両。そのため、イギリス・カミンズ社製の350PSエンジン2台を搭載。塗装は従来のキハ8000系とも、名鉄特急とも異なるデザインとしたのが特徴である。
単独運行のほか、キハ85系と併結運転も行うこともあり(晩年は常時併結していた)、ライバル関係にある名鉄とJRが手を組んで運行した列車だったが、2001(平成13)年に、ついに運行を取りやめてしまった。これによって用途を失ったキハ8500系であったが、会津鉄道が購入することになり、AIZUマウントエクスプレスの名称が車両に与えられて、塗装は名鉄時代のままで運行を開始した。
しかし、当初は3両編成だったが中間車1両(8555)が2007(平成19)年に廃車され、2両で運転を継続。そして2010(平成22)年5月30日に運転を終了し、ついに営業線から退いた。