水島臨海鉄道MRT300形


MRT303以降は、一般から公募されて決定した「ひまわり」号塗装で登場した。
(写真:球場前〜倉敷市/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1995(平成7)年
運用区間:水島本線

●水島臨海鉄道の主力車両

 新潟鐵工所(現・新潟トランシス)製造の、水島臨海鉄道初のオリジナル気動車。それまで主に国鉄から調達していた中古車両からイメージを一新した両運転台の車両で、6両が製造された。また、ワンマン運転に対応している。
 室内はクロスシートとロングシートを千鳥形に配置。

●バリエーション


最初に登場したMRT301、MRT302は、クリームホワイトをベースに濃淡2色のブルーを配色。
(写真:倉敷貨物ターミナル/撮影:裏辺金好)

MRT303は、2020(令和2)年4月1日から赤と青のツートンカラーに塗装変更。水島臨海鉄道が1970(昭和45)年に倉敷市交通局から路線を譲り受けて発足してから50周年を迎えたことを記念したもので、上半分の赤は「飛躍への情熱」、下半分の青は「安全の象徴」を表現している。
(写真:三菱自工駅/撮影:リン)

MRT304は、2023(令和5)年2月18日から国鉄色の1つである青とクリームのツートンカラー(スカ色)に塗装変更されて運用を開始。これは、今年夏に同社が開業80周年を迎えるのを記念したもので、臨海鉄道沿線に広がる空と雲を表現するのにふさわしいとして採用されたもの。
(写真:三菱自工駅/撮影:リン)

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