南海電鉄コ11・コ21形


長きにわたり参拝客を運んだケーブルカー
(写真:鋼索線 極楽橋駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1964(昭和39)年
元運行区間:鋼索線

●54年間活躍したケーブルカー

 高野山開創1150年記念大法会を前に、1964(昭和39)年に日立製作所で新造されたケーブルカー。2両編成×2本が投入され、形式は山上である高野山方がコ11形、山下である極楽橋方がコ21形としている。

 1983(昭和58)年に、それまでの2000系に準じた塗装から30000系に準じた塗装へ変更。また、2015(平成27)年には南海電鉄で初となる、ワイド画面タイプの液晶ディスプレイ車内案内表示装置を設置し、多言語による案内を行っている。

 2018(平成30)年11月25日に引退し、N10・N20形客車に道を譲った。

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●車内の様子


(撮影:裏辺金好)

こちらは第2編成。
(撮影:裏辺金好)

第1編成のコ11。
(撮影:裏辺金好)

第1編成のコ11。
(撮影:裏辺金好)

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