西日本鉄道600形


(写真:貝塚線 貝塚駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ・運行区間

デビュー年:1962(昭和37)年
運行区間:貝塚線
元運行区間:大牟田線、甘木線

●現在は貝塚線の主力車両として活躍

 1962(昭和37)年から1972(昭和47)年まにかけて54両が投入された、大牟田線(現、天神大牟田線)向けの通勤型車両で、3ドア、オールロングシートである。当初は2両編成と3両編成が存在し、後に先頭車の中間車化による4両編成も登場した。

 1990(平成2)年には一部の車両が宮地岳線(現・貝塚線)へ転用され、狭軌への対応とワンマン運転対応化、前面貫通幌・幌枠の撤去などの改造が実施され、塗装はオキサイドイエロー色の車体に、ボンレッドの帯となった。

 一方、天神大牟田線系統で活躍していた車両は、3000形登場に伴い2007(平成19)年までに全車が引退した。なお、2003(平成15)年に甘木線で活躍していた614Fが救援車モエ901、モエ902に改造され、こちらは引き続き在籍している。

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