小田急70000形


抜群の展望を誇るオレンジ色のロマンスカー
(写真:小田原線 梅が丘駅/撮影:デューク)

●基本データ

デビュー年:2018(平成30)年
運行区間:小田原線、多摩線、江ノ島線、箱根登山線
最高速度:110km/h (設計上は120km/h)

●オレンジ色が輝く新ロマンスカー

 展望席付きのロマンスカー7000形を置き換えるため、同じく展望席のロマンスカーとして投入されたもので、通称”GSE”=Graceful Super Express。

 デザインは岡部憲明アーキテクチャーネットワークで、車体の塗装は「薔薇」の色を基調とした「ローズバーミリオン」をベースに、屋根部を深い赤色の「ルージュボルドー」とし、ロマンスカー伝統の「バーミリオン・オレンジ」の帯を施している。

 展望席を備えた先頭車は、前面窓に大型の1枚ガラスを採用し、ピラー形状を薄く見えるように工夫。さらに50000形VSEよりも前面ガラスの高さを30p拡大。加えて荷物の収納は座席下のスペースを活用し、荷棚をなくすことで、先頭車全体でダイナミックな眺望と開放的な空間を創出している。

 なお、車両全体を通しても車両側面の窓をVSEやMSEよりも、30cm高い100cmに拡大し、開放的な空間を実現している。また、座席はロマンスカー最大の47.5cm座面幅を実現したほか、造形作家・岡崎乾二郎氏がシートモケットのデザインを担当している。このほか、各座席の肘掛部にコンセントが設置されている。

 システム面では、車体の左右振動を低減させる電動油圧式フルアクティブサスペンションを全車両に搭載し、乗り心地を改善。また、国内で量産車初となる「一体プレス式」ボルスタレス台車および、空気バネ周波数感応型可変絞りを装備している。

●ギャラリー


(写真:小田原線 経堂駅/撮影:デューク)

↑ PAGE TOP