大井川鐵道3000系(2代)


入線から引退まで、京阪特急色のまま活躍した。晩年は京阪特急マークや「テレビカー」の文字が復活し、有終の美を飾っている。
(写真:家山駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1971(昭和46)年 ※京阪3000系として
大井川鐵道デビュー年:1995(平成7)年
元運行区間:大井川本線

●京阪の名車は富山で活躍を続ける

 元・京阪電鉄の特急用車両で通称「テレビカー」。2両編成1本が大井川鉄道(現、大井川鐵道)に入線し、車体はワンマン化改造とテレビの撤去以外、大きな改造もなく運用を開始した。ただし京阪電鉄と異なり、大井川鐵道のレールの幅は狭軌のため、台車など足回りは元営団地下鉄(現、東京メトロ)5000系のものを利用している。

 老朽化を理由に2014(平成26)年2月14日をもって引退。3008は2018(平成30)年に解体されたが、3507は新金谷車両区で倉庫として使用されている。

●形式ガイド


3507
(3507 大井川本線 新金谷駅/撮影:ロクマルサン)
千頭寄りの先頭車。

3008
(3008 大井川本線 川根温泉笹間渡〜抜里/撮影:ロクマルサン)
金谷寄りの先頭車。

●ギャラリー


鳩マーク復活前までは、大きな行先表示を掲出。
(写真:千頭駅/撮影:リン)

近鉄と京阪の名車が並ぶ。
(写真:家山駅/撮影:リン)

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