しなの鉄道


●解説

 1997(平成9)年10月1日の長野新幹線(高崎〜長野)開業に伴い、並行在来線である信越本線・軽井沢〜篠ノ井をJR東日本より経営分離して運営を開始した第三セクター鉄道。新幹線開業に伴う並行在来線の経営分離としては初のケースとなり、その経営状態が注目されていたが、やはり特急列車を失った後の運営は非常に厳しいものとなった。
 しかしながら、新駅の設置や様々なイベント列車の運行等を積極的に行っており乗客数のアップに努めているほか、また長野周辺では通勤・通学等の利用も非常に多い。また、2015(平成27)年3月改正の北陸新幹線(長野〜金沢)開業に合わせて、長野以北のJR信越本線のうち、長野〜妙高高原間が「北しなの線」として経営移管をされた。※長野新幹線は北陸新幹線金沢開業前までの通称。
 2020(令和2)年7月6日からは新造車両のSR1系の導入を開始するとともに、有料快速列車「しなのサンライズ号」「しなのサンセット号」の運転を開始した。

●保有車両・元保有車両


▲115系
▲115系「ろくもん」
▲169系 ▲SR1系

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