デビュー年:1968(昭和43)年 /しなの鉄道デビュー年:1997(平成9)年
運行区間:しなの鉄道線
元運行区間:信越本線
国鉄が信越本線の難所である碓氷峠(横川〜軽井沢)を、EF63形電気機関車と協調運転することが可能な急行形電車として、165系をベースに開発した車両。1967(昭和42)年に試作車として165系900番台が登場し、翌年に量産が開始された。
信越本線(軽井沢〜篠ノ井)が1997(平成9)年の長野新幹線開業に伴い、しなの鉄道へ経営移管されると、一部の169系が同鉄道へ移籍。現在は3両編成×4本が在籍しており、なんとクモハ169−1、モハ168−1のトップナンバー2両も活躍中。しなの鉄道オリジナル塗装に塗られているが、2008年9月から2009年3月と、2010年9月からは1編成(S52編成)が往年の湘南色に復元され、各種のイベント列車に使用された。
富士急行の2000形(もと165系)と共に、現役で活躍する最後の国鉄直流急行形電車であるが、2011(平成23)年7月1日からは、運転状況記録装置未設置により、JR線内への入線ができなくなり、しなの鉄道線内のみ運行する平日の予備車となってしまった。将来的には115系をJRから追加導入する予定であるため、169系には対応改造は施されず、運用を離脱する模様である。