東武鉄道300系・350系
       Tobu Railway Series 300・350

(写真:伊勢崎線 五反野駅/撮影:グロッグフロッグ)
●基本データ・運用区間
デビュー年:1991(平成3)年
運行区間:伊勢崎線、宇都宮線、日光線、鬼怒川線、野岩鉄道
元、運行区間:会津鉄道

●伊勢崎線方面のビジネス特急車両
 当時、日光線の急行列車に使用されていた5700系は、優等列車ながら吊り掛け駆動車という旧性能車であり置き換えが必要となっていた。その5700系を置き換えるために登場したのが300系と350系である。これら車両は当時、伊勢崎線方面の急行「りょうもう」から退いた1800系を、日光線の勾配区間に対応した発電・抑速ブレーキの搭載や寒冷地対応改造を施した車両である。
 登場後、会津鉄道方面へ直通する急行「南会津」や、日光線方面の急行「きりふり」、鬼怒川線方面の「ゆのさと」、宇都宮線方面の「しもつけ」として運転していた。だが、急行「南会津」は2005(平成17)年2月28日で運転終了となり、2006(平成18)年3月のダイヤ改正では急行列車の特急格上げが行われ、「ゆのさと」は不定期列車となった。
 現在300系で運転される定期列車はなく、団体列車などで運転され、350系で運転される毎日運転の特急「しもつけ」1往復と、平日夜間の浅草〜南栗橋間の「きりふり」で片道1本の運転が定期運用。臨時列車としては冬季の「スノーパル23:55」や、夏季の「尾瀬夜行23:55」として私鉄としては珍しい夜行列車として運転される。