東武鉄道デハ5形


東武鉄道の歴史を物語る車両は、現在も大事に保存され、一般公開されている。
(写真:東武博物館/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1924(大正13)年
元、運行区間:東武鉄道各線(東上線系統を除く)

●東武”電車”の始祖

 1924(大正13)年に浅草(現、業平橋)〜西新井間の電化に伴い登場。東武鉄道で最初に投入された8両の木造電車ののうちの1両で、日本車輌東京支店で製造された16m級の車両。長らく、東武鉄道の各路線で活躍を続けていたが、1956(昭和31)年からは西新井工場の車両入換えに従事。それが幸いしたか、目立った改造は行われず原型のまま使用され、現在は東武博物館で往時の姿を残したまま、保存されている。

●車内


まさに大正レトロの雰囲気が漂う、木造の車内。
(写真:東武博物館/撮影:裏辺金好)

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