富山地方鉄道14720形


地鉄の中でも最古参の部類に入る14720形。
(写真:本線 宇奈月温泉駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1962(昭和37)年
元運転区間:本線、立山線、不二越・上滝線など

●地鉄生え抜きの古参車両

 1961(昭和36)年から1964(昭和39)年にかけて、MM'ユニット車方式のモハ10020形と共に12両新造された車両。詳しく書けば、モハ14720形としては1962(昭和37)年に、モハ14721+サハ222+モハ14722の3両1編成が誕生した。

 1969(昭和44)年に輸送量見直しが行われたことにより、10020形の中間車であるサハ221をクハ171、前述したサハ222をクハ172へ、先頭車(制御車)化改造された。この結果、モハ14720形は3両編成1本から2両編成2本へと改められた。

 2013(平成25)年に14721編成が解体され、2019(令和元)年12月21日に14722編成がラストランを行い全車が引退した。

●バリエーション


中間車であるサハ222を先頭車化改造したクハ172号。
(写真:本線 宇奈月温泉駅/撮影:裏辺金好)

●車内の様子


扉間はクロスシート、車端部はロングシートというセミクロスシート。
(撮影:裏辺金好)

●細部など


種別・行先表示
(撮影:裏辺金好)

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