豊橋鉄道モ3700形


これならば荒らされる心配もなく、末永く保存されるはず。
(写真:こども未来館/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1927(昭和2)年 /豊橋鉄道デビュー年:1963(昭和38)年
元運行区間:市内線(東田本線)

●幸いにも最後の1両は大切に保存

 元々は名古屋市電が投入した日本初の半鋼製低床ボギー車で、4両が豊橋鉄道に移籍して活躍。当初はモハ700形、次いでモ700形となり、1968(昭和43)年よりモ3700形と形式が改められた。

 1977(昭和52)年からはモ3702号のみとなり、1996(平成8)年からは「レトロ電車」として活躍。惜しまれつつも2007(平成19)年に廃車され、翌年7月にオープンした豊橋市松葉町の「こども未来館」(愛称:ここにこ)で保存され、片側の運転台では市電運転のシミュレーションが可能になっている。

●車内の様子


子供たちが椅子の上で飛び跳ねることが多いのは困った問題。親は注意しないのだろうか。
(撮影:裏辺金好)

↑ PAGE TOP