つくばエクスプレスTX−2000系


開業時に投入された51編成〜66編成のデザイン。
(写真:柏の葉キャンパス駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2003(平成15)年
運用区間:つくばエクスプレス線

●交直流両対応のハイグレード通勤電車

 2005(平成17)年の開業に備えて、直流車のTX−1000系と同時に6両編成×16本=96両が登場した車両で、 日立製作所笠戸事業所で製造。守谷〜つくば間の交流区間への乗り入れのための交直流電車となっている。最高速度は時速130kmとで、当初は中間車2両にボックスシートを設けているのが特徴であった(のちにロングシートに改造)。

 また、2006(平成18)年7月31日までに全編成が無線LAN接続対応無線LAN接続サービスに対応している。

 2008(平成20)年年度には「つくばエクスプレス」初となる増備車両(6両編成×4本=24両)が誕生した。追加投入されたTX−2000系は、内装の一部見直しのほか、外観は塗装を少し変えて先頭部へV字のスカーレットライン、側面にもスカーレットの帯を窓ガラス下部に入れている。

 2012(平成24)年度には、6両編成×3本=18両が増備。車内の蛍光灯がLED化されたほか、座席形状の見直しが行われている。

 2019(平成31)年2月には増備車である71編成が守屋車両基地内で車止めに接触したことによる脱線事故を起こし、運用を離脱している。

●カラーバリエーション


67編成〜73編成は、ラインが追加されて力強い印象になった増備車。
(写真:柏の葉キャンパス駅/撮影:裏辺金好)

●その他



フルカラーLED化された行先表示器。
(写真:守谷駅/撮影:裏辺金好)


開業時のヘッドマーク
(写真:守谷駅/撮影:裏辺金好)

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