わたらせ渓谷鐵道


〇解説

 わたらせ渓谷鐵道は、1989(平成元)年3月29日にJR東日本足尾線を転換して誕生した第三セクター鉄道。足尾線は1911(明治44)年に足尾鉄道の手によって下新田〜大間々間が開業し、1914(大正3)年に全線が開業。足尾銅山へのアクセスとして大いににぎわい、1918(大正7)年には国有化され足尾線になった。しかし、昭和48年に閉山されてから活気を大きく失い利用客が激減。第三セクター鉄道へ転換を余儀なくされたものである。
 現在でも経営は非常に厳しい状態が続いているが、観光列車「わたらせ渓谷号」「トロッコわっしー号」は風光明媚な渓谷の自然を満喫できる列車として大人気であり、さらに観光地として整備されている足尾銅山跡など数々の観光資源へのアクセスも至近。沿線の駅舎も旅情を誘う古建築も多く、東京からのアクセスも東武鉄道を利用すれば浅草から特急「りょうもう」で1本(相老駅で接続)。数ある鉄道の中でも特にオススメしたい路線。

■保有車両

▲わ89−100形 ▲わ89−200形 ▲わ89−300形
▲わ89−310形 ▲わ99形 ▲わ01形
▲DE10形 ▲WKT-501・WKT-511形 ▲WKT−551形
   
▲その他車両    

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