東北新幹線の八戸開業に伴い、この周辺の路線は大きく変わった。
特急はそれまでの
「はつかり」(盛岡〜青森)から、
白鳥・スーパー白鳥(八戸〜函館)、
つがる(八戸〜青森〜弘前)という列車体系へ変わった。また、東北本線のうち盛岡〜八戸が、
IGRいわて銀河鉄道(盛岡〜目時)・
青い森鉄道(目時〜八戸)に移管されて運転されている。
さて
JR側は、 人口約30万の青森を擁しながらも、
東北本線・津軽線・奥羽本線は、全て平均して1時間に1本、どころか2時間以上間隔が広がるときもある(しかも途中駅は快速として通過されるものもある)。朝ラッシュ時は、6〜7時のみが30分おき。しかし、これでも利便性がいいとはお世辞にも言い難い状況。
青い森鉄道は赤字ながらも、積極的に乗客獲得を狙い、JR時代と比べて列車本数をほぼ倍増し、県境区間ながら1時間に1本程度の運転になった。大半の列車が盛岡まで直通し、このうち快速が4往復ある。また、JRの車両を使用して八戸線の鮫駅まで直通する列車も、朝に2本存在。
その
八戸線は、1時間に1本〜2本程度。八戸より6駅先の鮫駅まで直通する列車が一番多いが、岩手県の宮古まで直通する列車もある。なお、普通列車に「うみねこ」という列車名が存在するが、これはレトロ調気動車で運転されることが多い列車である。
弘南鉄道は
弘前市の私鉄で、弘南線と大鰐線の2つが存在。
このうち、
弘南線はJR弘前駅に乗り入れていて、黒石市の黒石駅との間を結んでいる。また、
大鰐線は、JRと少し離れて市内中心部に中央弘前駅を設け、ここから大鰐温泉の間に列車を走らせている。どちらもJRよりは本数が多く、1時間に1本か2本。ちなみに、運用される車両は元・東急のステンレス車両である。

青森と弘前を結ぶ、奥羽本線の普通列車。
(写真:奥羽本線 青森駅/撮影:裏辺金好) |

青森県内有数の私鉄である弘南鉄道。
(写真:弘南鉄道 弘前駅/撮影:裏辺金好) |

津軽線の列車など、青森県内の非電化区間はキハ40系が活躍。
(写真:津軽線 青森駅/撮影:裏辺金好) |

青森から遠路、新潟へ向かう特急「いなほ」(485系)。在来線特急としては最長距離を運転される。
(写真:奥羽本線 青森駅/撮影:裏辺金好) |

JR北海道の車両(789系)による特急「スーパー白鳥」。
(写真:東北本線 八戸駅/撮影:裏辺金好) |

八戸線のキハ40系。
(写真:八戸線 八戸駅/撮影:裏辺金好) |

東北新幹線延伸に伴い改築された八戸駅。ただ、駅前が中心部でないのが最大の悩み。
(写真:奥羽本線 青森駅/撮影:裏辺金好) |

青い森鉄道と、IGRいわて銀河鉄道との分岐点である目時駅。もっとも、駅前に何かがあるわけでもなく、列車も両鉄道を直通する。
(写真:青い森鉄道 目時駅/撮影:裏辺金好) |
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