福島・郡山 Fukushima , Koriyama

福島と仙台を約1時間10分で結ぶ快速「仙台シティラビット」(写真は455系)。
大型のヘッドマークが取り付けられるのも特徴。
(写真:東北本線 福島駅/撮影:デューク 禁転載)

第三セクター鉄道としては珍しい、普通「電車」を走らせる阿武隈急行。
(写真:阿武隈急行 福島駅/撮影:裏辺金好)
○この都市圏の基本データ
市名 人口
福島市 29万人
郡山市 34万人
○鉄道路線・特急など
東北新幹線やまびこ/はやて
(東京〜郡山〜福島〜盛岡/八戸)
東北新幹線MAXやまびこ
(東京〜郡山〜福島〜仙台)
山形新幹線つばさ 
(東京〜郡山〜福島〜山形〜新庄)
秋田新幹線こまち 
(東京〜郡山〜福島〜盛岡〜秋田)
東北本線
(上野〜福島〜郡山〜青森)
奥羽本線 (山形線)
(福島〜米沢〜山形〜新庄)
磐越西線
(郡山〜会津若松〜喜多方)
磐越東線
(郡山〜いわき)
水郡線
(郡山〜水戸)
福島交通飯坂線
(福島〜飯坂温泉)
阿武隈急行
(福島〜槻木)

非電化路線ながら、優先的に新型車両が投入される水郡線。2007年からは最新鋭のキハE130系が投入された。
(写真:水郡線 郡山駅/撮影:裏辺金好)

455系に代わって東北本線の新たなる主力となったE721系。
(写真:東北本線 郡山駅/撮影:裏辺金好)
○路線別ダイヤ
 福島市は、県北部に位置し、県庁所在地ながら、いわき市、郡山市よりも人口が少ない人口約29万人の都市である。JR線は東北本線と新幹線・奥羽本線(山形)と山形新幹線が乗り入れ、また私鉄の福島交通、第3セクター鉄道の阿武隈急行が乗り入れている。

 まずJR線より。
 東北本線は基本的に、郡山と仙台を結び、朝を除けば毎時1本程度の間隔で運行。奥羽本線(山形線)は、山形新幹線「つばさ」ばかりが走り、線路を共有する在来線は1日僅か11往復で、それも福島から2駅先の庭坂までのこと。その先の、山形県の米沢までが6往復と、これが県庁所在地を走るJRかと、目を疑いたくなるような現状・・・・・。

 福島交通は、飯坂湯泉との間に9.2kmの路線を持つ私鉄。こちらは、朝ラッシュ時は上下線とも10分間隔で、それ以外は25〜30分間隔ほどで運行され、都市圏輸送を担う。使用車両は東急の中古車。

 一方、阿武隈急行は、JR福島駅と、宮城県のJR槻木駅を結ぶ54.9kmの第3セクター鉄道だが、よくある行政主導型ではなく、福島交通が運営の主体となっているのが特徴。そのためか、採算がとれずに廃止された元国鉄線ながら、朝は20〜30分、日中も30〜1時間間隔で運転。中間の梁川で列車の運行が変わることが多い。ちなみに槻木駅周辺は仙台都市圏に入ることもあり、さらに本数が多く、一部列車は仙台・郡山まで直通。福島駅では、基本的に福島交通と同一のホームを使用している。

 郡山市には福島と直通する東北本線の他、白虎隊で有名な会津若松へ向かう磐越西線、福島県いわき市へ行く磐越東線、茨城県水戸市へ行く水郡線が存在。

 磐越西線は1時間に1本程度の運転で、うち半数が快速。
 磐越東線も1時間に1本程度。
 水郡線は2時間に1本程度の運転となっている。

 磐越西線の場合、2007年までの実績では夏季に首都圏と会津若松、喜多方を結ぶ特急「あいづ」が485系を用いて運転されているほか、その485系を用いた快速「あいづライナー」が郡山〜会津若松で運転されている。


2007年で引退した磐越緯線オリジナル塗装の455系。写真は晩年の「あかべぇ」が描かれた姿。
(写真:磐越西線 郡山駅/撮影:裏辺金好)

 現在の磐越西線の主力である719系。磐越西線の快速列車は、かつては「ばんだい」を名乗り、急行時代の名称を引き継いでいた。
(写真:磐越西線 郡山駅/撮影:裏辺金好)

かつて運転されていた、郡山と会津若松・喜多方を結ぶ特急「ビバあいづ」。山形新幹線のイメージを合わせた塗装が特徴だった。
(写真:磐越西線 郡山駅/撮影:裏辺金好)

 磐越西線の485系は、「ビバあいづ」廃止後に種別や塗装を次々と変えて「あいづ」の名前で運転されているが、最近の傾向では通年で快速「あいづライナー」(郡山〜会津若松)、夏季に特急「あいづ」(上野〜会津若松)となっている。
(写真:磐越西線 会津若松駅/撮影:裏辺金好)

福島と飯坂温泉を結ぶ福島交通飯坂線。車両は、東急の中古車両を先頭車改造したもの。そのため、通勤型電車である。
(写真:飯坂線 福島駅/撮影:裏辺金好)

 山形新幹線が乗り入れるために、改軌された奥羽本線(山形線)。在来線の車両も、幅が広い線路を走行するように対応している。
(写真:東北本線 郡山駅/撮影:裏辺金好)

水郡線と磐越東線で使用されるキハ110系。
(写真:水郡線 郡山駅/撮影:裏辺金好)


 巨大なビルが目を引く郡山駅前。その正体は、ふれあい科学館スペースパーク。22階の展望ゾーンでは、日本最大のNゲージ鉄道模型のジオラマがあり、明治時代から現代の郡山駅を再現している。
(撮影:武蔵野通信局 禁転載)



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