福岡・北九州・下関 Fukuoka , Kitakyusyu and Shimonoseki

大分へ向かう特急「ソニック」(左)と長崎へ向かう特急「かもめ」(右)。博多駅は、九州各都市への玄関口となっている。
(写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:裏辺金好)

西日本鉄道のターミナル駅である福岡(天神)駅。三越やバスセンターが入居し、西鉄電車はこのビルの中を発着する構造となっている。
(撮影:裏辺金好)
○JR/西日本鉄道/モノレール/地下鉄路線 (一部略)
鹿児島本線
(門司港〜小倉〜福岡)
山陽本線
(門司〜下関〜広島・神戸)
日豊本線
(小倉〜大分〜鹿児島中央)
山陰本線
(下関〜萩〜鳥取・京都)
福北ゆかた線
(博多〜折尾〜直方・小倉)
日田彦山線
(小倉〜田川後藤寺・日田)
筑肥線 *地下鉄空港線直通
(唐津〜姪浜)    →
福岡市営地下鉄空港線 
(姪浜〜博多〜福岡空港)
福岡市営地下鉄箱崎線
(姪浜〜中洲川端〜貝塚)
福岡市営地下鉄七隈線
(天神南〜橋本)
西日本鉄道天神大牟田線
(福岡<天神>〜大牟田)
北九州モノレール
(小倉〜企救丘)
○この都市圏の基本データ
市名 人口
福岡市 140万人
北九州市 99万人
下関市(山口県) 29万人
春日市 11万人
大野城市 9万人
太宰府市 6万7000人
宗像市 9万4000人
○新幹線・特急列車
山陽新幹線のぞみ
(博多〜小倉〜東京)
山陽新幹線ひかり
(博多〜小倉〜名古屋)
山陽新幹線ひかりレールスター
(博多〜小倉〜新大阪)
山陽新幹線こだま 
(博多〜小倉〜新下関〜
       広島・岡山・新大阪)
博多南線 *特急扱い
(博多〜博多南)
特急リレーつばめ (鹿児島本線)
(門司港・博多〜熊本〜新八代)
特急有明 (鹿児島本線)
(門司港・博多〜熊本・肥後大津)
特急きらめき (鹿児島本線)
(門司港〜博多)
特急かいおう (福北ゆたか線)
(博多〜直方)
特急かもめ (鹿児島本線・長崎本線)
(博多〜佐賀〜長崎)
特急みどり (鹿児島本線・長崎本線)
(博多〜佐賀〜佐世保)
特急ハウステンボス 
(鹿児島・長崎本線・大村線)

(博多〜佐賀〜ハウステンボス)
特急ソニック (鹿児島本線・日豊本線)
(博多〜小倉〜大分・佐伯)
特急にちりん (日豊本線)
(小倉・別府〜宮崎空港)
特急にちりんシーガイア
(鹿児島本線・日豊本線)
(博多〜小倉〜宮崎空港)
特急ゆふ (鹿児島本線・久大本線)
(博多〜由布院〜別府)
特急ゆふDX (鹿児島本線・久大本線)
(博多〜由布院〜別府)
特急ゆふいんの森(鹿児島・久大本線)
(博多〜由布院〜別府)
寝台特急はやぶさ
(熊本〜博多〜小倉〜東京)
寝台特急なは・あかつき
(長崎・熊本〜博多〜小倉〜下関〜京都)

福岡市の中心部である天神地区と、博多駅、そして福岡空港を結ぶ福岡市営地下鉄。JR筑肥線の電車も乗り入れてくる。
(写真:地下鉄空港線 姪浜駅/撮影:裏辺金好)

改築された小倉駅と北九州モノレール。この風景も北九州市の顔として定着した。
(写真:小倉駅/撮影:裏辺金好)
○路線別ダイヤ(地下鉄は省略)
 この地域は福岡・北九州都市圏というのを形成しており、鹿児島本線・日豊本線・山陽本線を通じて相互に数多くの直通普通列車が走っている他、新幹線と特急列車による結びつきが非常に強い。特に鹿児島本線の小倉〜博多間は、JR西日本の山陽新幹線とJR九州の特急「ソニック」、特急「有明」「がデッドヒートを繰り広げている(因みに高速バスもかなりの強敵)。

 まず、下関周辺は山陽本線が走り、下関から下関市内の小月まで1時間に2〜4本の割合で列車が運転。多くはその先の新山口、広島まで直通し、さらに下関始発の列車の中には岡山まで運転される列車もある。小倉方面へは10〜20分間隔程度で運転され、九州の各方面に直通している。なお、2005年3月改正以降、下関以東に乗り入れるJR九州の列車は無くなり、普通列車の運用は、完全に下関で分断されることになった。

 鹿児島本線は、小倉〜博多〜南福岡〜荒木で10分間隔で快速と普通列車が運転され、更にその間を熊本・長崎方面の特急電車(つばめ、有明、かもめ等)が頻繁に走るという、超過密ダイヤ。普通列車だけならまだしも、列車どうしの待ち合わせ等、ダイヤの調整は、もはや芸術品級。ここにこそ、新幹線の早期開通が必要のようである。

 小倉駅を起点とする日豊本線は、主に小倉〜行橋を15分間隔で運転。その先の中津・宇佐へも多くが直通している。また、小倉から3駅先の城野までは後述の日田彦山線の列車も加わり、さらに本数が多くなる。

 日田彦山線は、日豊本線の城野から分岐する路線だが小倉にも直通。1時間に1〜2本、田川後藤寺まで運転される他、一部はその先の添田まで運転。

 福岡市にJRとは別に福岡(天神)駅という巨大なターミナルを擁する西日本鉄道は、西日本で近畿以外の唯一の大手私鉄。その基幹路線である天神大牟田線は、特急・快速急行・急行・普通の4つの種別の列車が3分とか5分などのすさまじく短い間隔で次々と発車していく。

 小倉駅から北九州市南部へ走る北九州モノレールは、10分間隔。ラッシュ時は6分間隔に。小倉駅構内に乗り入るようになるなど、利便性はかなり良くなっているが、沿線からの利用客が伸び悩んでおり、苦しい経営が続いている。


JR九州ブランド最初の普通電車である811系。落ち着いた雰囲気は、その後登場した電車とは大きく異なる。主に鹿児島本線で活躍。
(写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:裏辺金好)

由布院や別府などの観光輸送に活躍するディーゼル特急「ゆふ」。
(写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:裏辺金好)

篠栗線、筑豊本線の一部を電化してネットワークを再編した「福北ゆたか線」。鹿児島本線とは別に、小倉と博多を結んでいる(折尾〜小倉は鹿児島本線に乗り入れ)。
(写真:鹿児島本線 黒崎駅/撮影:裏辺金好)

右は関門トンネルを通り下関へ向かう列車、左は中津へ向かう列車。
(写真:小倉駅/撮影:裏辺金好)

現在では見られなくなった、JR山陽本線内のJR九州車両。小郡(現・新山口)や宇部から北九州エリアへ向かう列車もあったのだが・・・。
(写真:山陽本線 小野田駅/撮影:裏辺金好)

JR九州の福岡都市圏、主力普通電車813系。
(写真:鹿児島本線 門司港駅/撮影:裏辺金好)