札幌は約182万人の政令指定都市である。JRは、札幌駅を中心に東西に函館本線が延び、そこへ札幌駅の西隣の桑園駅から、北からの札沼線(学園都市線)が、東2つ隣の白石駅より、南からの千歳線が乗り入れる格好となっている。その他JR以外では、札幌駅に札幌市営地下鉄が乗り入れ、また札幌駅よりやや南に広がる繁華街には札幌市電が走る。
JR線を見ると、
函館本線は朝は約5分おきに普通電車が発着し、データイムは約10分おきである。また、快速列車は札幌の東・岩見沢より区間快速の
いしかりライナーが小樽に向けて走り、さらに千歳線直通の快速
エアポートが小樽方面から新千歳空港へ、いずれも高頻度で運転される超過密路線である。さらに、札幌〜旭川では特急
スーパーカムイ、札幌〜稚内では特急、
スーパー宗谷、サロベツが運転されている。普通列車自体の編成は3両〜6両編成が主で、首都圏に劣るとは言え過密度は非常に高い。
千歳線は時間帯によってダイヤは様々だが、快速エアポートが15分間隔で4本と、北広島駅でエアポートに接続する普通列車が10〜20分間隔で3〜4本程度の運転である。その他に千歳線は、釧路からの特急
スーパーおおぞら、帯広から特急
とかち・スーパーとかち、函館から特急
北斗・スーパー北斗が乗り入れる。この他に異色列車としては、上野から豪華寝台特急カシオペア・北斗星、大阪からも豪華寝台特急トワイライトエクスプレスが乗り入れる。
札沼線(学園都市線)は、その愛称が表すとおり付近に学校が多く存在する路線で、元来地味なローカル線だったが、この10年で利用者が急増し、非電化路線ながら一部区間では複線化や高架化が実施。列車は朝は札幌方面へ10分おきに、データイムは20〜30分おきとなっている。但し、末端区間に行くと従来からのローカル線に早変わりする。
札幌市営地下鉄は3本の路線を持ち、南北線と東豊線はJR札幌駅(地下鉄では「さっぽろ」駅)に乗り入れ、札幌市を南北に縦断する形をとり、東西線は札幌駅は通らず、大通り中心として東西に東西に走る。函館本線とやや並行しており、東の終点の新さっぽろ駅はJR新札幌駅と接続している。いずれも3〜8分おきという高頻度で運転されている。但し、経営は苦しい。
札幌市電は、繁華街である「すすきの」から西をほぼ環状線で走る。「ほぼ」というのは、終点どうしがギリギリが接続していないため(接続計画あり。ちなみに、地下鉄開業前はつながっていた)。朝は3〜6分おきに、昼は6分、夜は10分おきとなっている。
(作成協力:キサナドゥ様)

2007年10月改正で運転を開始した、789系特急「スーパーカムイ」。既存のライラック、スーパーホワイトアローに代えて札幌〜旭川を結ぶ。
(写真:札幌駅/撮影:デューク) |

札幌〜函館輸送の主力であるキハ281系特急「スーパー北斗」。キハ281系はJR北海道ブランドの特急車両の基本デザインとなっている。
(写真:札幌駅/撮影:裏辺金好) |

札沼線(学園都市線)のキハ201系。
(写真:札幌駅/撮影:デューク) |

2007年秋のダイヤ改正で引退した781系。北海道初のオリジナル電車特急として歴史に残る車両。
(写真;札幌駅/撮影:裏辺金好) |

札幌駅には乗り入れないものの、繁華街から西への住民の足として愛用される札幌市電。路線の延長の実現なるか?
(写真:すすきの/撮影:裏辺金好) |

札幌ドームへのアクセスも担う地下鉄東豊線。
(写真:福住駅/撮影:裏辺金好) |
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