身延線(富士〜甲府)

かつての身延線オリジナル塗装。写真は国鉄末期のもので、JRが発足すると湘南色に統一されました。
(写真:甲府駅/撮影:daikiti様)
 1981年、それまで旧型車両ばかりが運用されていた身延線に、3両編成の115系2000番台(1000番台より耐寒・耐雪装置の一部を省略)が投入されました。このときの塗装は、甲府特産のワインをイメージしたワインレッドに、ホワイトの帯を巻くという地域密着型のオリジナルのデザインで投入。
 JR東海が発足し、冷房化が行われると湘南色へ変更され、オリジナル塗装は消滅しました。なお、1998年に身延線開業70周年を記念してオリジナル塗装がリバイバル。ただし、手違いで車体のベース色を茶色(ぶどう色)にしてしまい、改めて塗り直しを行うという、ハプニングもあり、これはこれで記録となっています。
 なお、2007年3月改正で全車が313系に置き換えられ、115系は引退しました。


(写真:南甲府駅/撮影:裏辺金好)



(写真:甲斐上野駅/撮影:デューク)