総武本線(東京〜千葉〜銚子)

(写真:成東駅/撮影:デューク)
 JR東日本の総武本線(東京〜千葉〜銚子)は、東海道線と並び113系の代表的な活躍区間の1つ。1972(昭和47)年に東京駅地下ホームが完成し、また東京〜津田沼で総武快速線が完成。横須賀線との直通運転を視野に入れ、地下区間が走行可能な113系1000番台が投入されました。
 そして1976(昭和51)年10月1日改正で、一部列車の品川延長を開始。さらに1980(昭和55)年10月改正で、東海道線と横須賀線が完全に分離されて運転されるようになり、総武快速線との直通運転を開始。横須賀線列車に連結されていた2両のグリーン車も、総武快速線へ乗り入れるようになりました(もっとも、双方とも東京始発が無くなったため、不満の声もあったとか)。
 そして1999(平成11)年、横須賀線・総武快速線(久里浜〜東京〜千葉)からはE217系投入に伴い、ついに113系が撤退。現在113系は、千葉〜銚子で活躍を続けており、特に千葉駅では成田線や外房線等の113系も加わり、国鉄型の楽園状態となっています。それでも2006年に、高崎線で余剰となった211系が転属してきましたが、113系を置き換えるには至りませんでした。

)
成田線から乗り入れてくる列車と区別するため、前面方向幕は総武線のラインカラーである黄色に。
(写真:成東〜松尾/撮影:デューク)



(写真:物井〜佐倉撮影:デューク


(写真:物井〜佐倉/撮影:デューク)

今は無き183系「しおさい」との並び。
(写真:銚子駅/撮影:デューク)