特急 雷鳥/スーパー雷鳥/びわこライナー

485系ボンネット型車両の引退の花道を飾るべく、大阪〜富山に運転された「懐かしの雷鳥」。
JNRマークも再現されたが、正規の位置より低かったのはご愛敬か。
(写真:北陸本線 高岡駅/撮影:裏辺金好)
 特急雷鳥は、1964(昭和39)年12月、「しらさぎ」と共に485系(当時は481系)の誕生と共にスタートした記念すべき列車で、しかも今も485系が継続使用される、まさに485系の歴史そのものと言える特急電車である。愛称名は立山連峰に棲息する特別天然記念物である「ライチョウ」が由来。大阪〜富山で運転を開始し、のちに一部は大阪〜新潟などで運転されるようになった。
 一方、特急スーパー雷鳥はJR移行後に485系を大胆にイメージチェンジして1989(平成元)年3月改正で登場。特筆すべきはパノラマグリーン車の存在であり、塗装変更と合わせて485系に新しい風を吹き込んだ。運転区間は大阪〜富山だが、当初は週末の1往復を中心に、神戸〜富山〜長野で運転されることもあった。また、七尾線が電化されると7両+3両の分割可能な編成が登場し、大阪〜和倉温泉、大阪〜富山(一部は臨時で富山地方鉄道の宇奈月温泉まで)となった。
 しかし、後継車両である681系・683系の登場により2001(平成13)年3月改正で「スーパー雷鳥」は廃止。パノラマグリーン車は特急「しらさぎ」へ転用された。さらに2003(平成15)9月、特急「雷鳥」から485系ボンネット型も引退。
 現在は、再び戻ってきたパノラマグリーン車共々、国鉄特急色のみで大阪〜金沢で運用。
 (特急「ふるさと雷鳥」として新潟まで運転されることもある)
 2006(平成18)年度末には引退が予定されていたが立ち消えとなり、今度は2011(平成23)年春までに683系をベースにした新型車両への置き換えが発表された。

雷鳥の仲間(?)としてこれも。米原〜大阪で運転されていた通勤ライナーである「びわこライナー」。現在は特急化され、683系「びわこエクスプレス」に。
(写真:東海道線 大阪駅/撮影:もこてん様 禁転載)

貫通扉を持つ200番台を先頭にした編成。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

「雷鳥」にはJR東日本所属車両が使われたこともある。写真は新潟の上沼垂運転区(現・新潟車両センター)所属車両。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

上沼垂運転区のボンネット車も塗装変更がされていた。現在は全車引退している。写真は、JR東日本で唯一所属していた100番台のボンネット車。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:関西ライナー様 禁転載)

福知山線の113系と並ぶ。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

今はなき、単独運転での寝台特急「なは」との並び。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

特急「しらさぎ」から再転用された、元「スーパー雷鳥」用パノラマグリーン車。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

国鉄末期〜JR初期にかけて、電化前の七尾線乗り入れ用に「ゆうトピア和倉」を連結した姿もあった。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:もこてん)

「ゆうトピア」の他に、「ゴールデンエクスプレス・アストル」が使用されたことも。この後、アストルは塗装変更の上、単独で運用されたが現在は引退している。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:もこてん)

幕回し中に出てきた一コマ。こちらは、「マリン雷鳥」。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:もこてん)

同じく幕回し中に出てきた一コマ。こちらは、「びわこハリウッド」。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:もこてん)

貫通型を先頭にした特急「雷鳥」。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

485系時代の特急「北近畿」と、絵入りマークを付けたボンネット型「雷鳥」。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:もこてん)

「雷鳥」とはまったく関係ないが、新大阪に現れた団体列車。皆様への感謝を乗せて ’87イワタニライフアップフェア オミゾ と書かれた紙が貼られている。何の団体だろうか・・・。
(写真:東海道本線 新大阪駅/撮影:もこてん)

絵入りマークを付けたボンネット型「雷鳥」。
(写真:東海道本線 新大阪駅/撮影:裏辺金好)

関西における名撮影ポイントを行く特急「雷鳥」。
(写真:東海道本線 山崎駅/撮影:デューク

先頭車1両だけが国鉄色で運転された特急「スーパー雷鳥」。
(写真:東海道本線 山崎駅/撮影:haru様)

485系のイメージを大きく変えたパノラマグリーン車連結の「スーパー雷鳥」。
(写真:東海道本線 新大阪駅/撮影:裏辺金好)

このように簡易先頭車化改造された車両も活躍していた。
(写真:東海道本線 新大阪駅/撮影:裏辺金好)

(写真:東海道本線 京都駅/撮影:裏辺金好)

巨大な京都駅を出発するパノラマグリーン車連結の「雷鳥」。
(写真:東海道本線 京都駅/撮影:裏辺金好)

国鉄色からイメージチェンジした非貫通型の特急「スーパー雷鳥」。雷鳥よりも少しだけ豪華になったトレインマークも特徴。
(写真:東海道本線 京都駅)

北陸を行く特急「雷鳥」。
(写真:北陸本線 鯖江駅/撮影:デューク

北陸本線を高速で駆け抜けていく「雷鳥」。
(写真:北陸本線 寺井駅/撮影:デューク

489系の貫通型先頭車が殿(しんがり)を務める。貫通扉は腐食防止のため接合されている。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:デューク

ちょっと暗い金沢駅に停車中のボンネット型先頭車。
(写真:北陸本線 金沢駅/撮影:武蔵野通信局 禁転載)

富山駅構内で開催された「懐かしのボンネット撮影会」展示場所へ回送中。
(写真:富山駅/撮影:裏辺金好)

富山駅構内で開催された「懐かしのボンネット撮影会」にてそろい踏みした、歴代「雷鳥」使用車両達。
(写真:富山駅/撮影:裏辺金好)

富山駅構内で開催された「懐かしのボンネット撮影会」にて。
(写真:富山駅/撮影:裏辺金好)

夜の新潟駅を発車する特急「雷鳥」。いまや、臨時でやってくるに過ぎない上、トレインマークも「臨時」というそっけないもの。
(写真:信越本線 新潟駅/撮影:daikiti様)

多客期に運転される「ふるさと雷鳥」。平成17年の始めまでは金沢運転所の485系で運転されたが、廃車となってしまったため、その後は489系で運転されている。ただし、ヘッドマークは味気ない「臨時」表示。
(写真:東海道本線 塚本駅/撮影:デューク)

10月7日、9日に489系ボンネット型先頭車(クハ489−505)を連結した485系京都総合車両所A04編成による、特急「雷鳥」が運転された。このときはヘッドマークも掲出され、ボンネット雷鳥の復活となった。
(写真:東海道本線 京都駅/撮影:リン様)

京都駅に停車中の「雷鳥」。489系とはいえ定期列車にボンネット車が充当されるのは大変珍しく、注目された。
スカートの部分には編成番号も貼付されたため、しばらくは運用につくと思われたが、程なくして所定の車両に戻された。
(写真:東海道本線 京都駅/撮影:リン様)

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